怪談師でありオカルトコレクターとして知られる田中俊行さんについて、その魅力的な活動や呪物コレクションの世界をご紹介します。怖いけど気になる不思議な世界観と、独特の雰囲気を持つ田中さんの活動に迫ります。
田中俊行のプロフィールと魅力
項目 | 内容 |
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名前 | 田中俊行(たなか としゆき) |
生年月日 | 1978年9月30日 |
出身地 | 兵庫県神戸市灘区 |
職業 | 怪談師、オカルトコレクター、イラストレーター |
主な実績 | 稲川淳二の怪談グランプリ2013 優勝 怪談最恐戦2021 優勝 |
著書 | 『あべこべ』『紙呪い』『呪物蒐集録』『神戸怪談』など |
田中俊行の経歴と怪談師としての活動
田中俊行さんは1978年に兵庫県神戸市で生まれました。幼少期からオカルト好きの母親の影響で怪談に興味を持ち、怪談の収集を始めます。高校時代には美大受験を目指していましたが、受験当日に寝坊してしまい、インドへ逃亡するという波乱万丈な経験をしています。
怪談師としての活動は、2013年の「稲川淳二の怪談グランプリ」で優勝したことがきっかけとなりました。その後、数々の怪談イベントに出演し、2021年には「怪談最恐戦」で優勝を果たすなど、その実力を認められています。
現在は年間200本を超えるイベントに出演するなど、怪談界で活躍中。多忙を極めるあまり、仕事のダブルブッキングをしてしまうこともしばしばあるようですが、チャーミングな人間性で許されている様子。
オカルトコレクターとしての活動と呪物コレクション
田中さんがオカルトコレクターとして本格的に活動を始めたのは、「チャーミー」という人形との出会いがきっかけでした。チャーミーは、老人ホームで不吉な現象を引き起こしたとされる人形で、田中さんはこの人形をきっかけに呪物の収集を始めました。
現在、田中さんの呪物コレクションは150点以上に及びます。人形や絵画、宗教儀式で使われた神具など、様々な種類の呪物を収集しています。これらの呪物は、単なる収集品ではなく、それぞれに物語や不思議な現象が付随しているのが特徴です。
メディア出演と著書
田中さんは、テレビやYouTubeなど様々なメディアで活躍しています。TBS系「クレイジージャーニー」への出演や、自身のYouTubeチャンネル「トシが行く」での活動など、幅広い層に向けて怪談や呪物の世界を発信しています。著書も多数執筆しており、『あべこべ』『紙呪い』『呪物蒐集録』『神戸怪談』などがあります。また、漫画家のオオイシヒロトさんとのコラボレーション作品『ぼくと呪物の奇妙な生活』も話題を呼びました。
※下駄華緒さんと運営していたYouTubeチャンネル「不思議大百科」は、田中さんの意向により現在は活動を休止中。
管理人が好きな田中俊行さんの怪談
あべこべ
稲川淳二の怪談グランプリ2013 で優勝を果たした、田中さんの代表的な怪談です。
イカの話
こちらも田中さんの知人の体験。それを見た瞬間感謝100%になったという、不思議な話。
呪物展示会と新たな挑戦
田中さんの呪物コレクションは、定期的に展示会が開催されています。「祝祭の呪物展」と題された展示会では、田中さんのコレクションが一般公開され、多くの人々が訪れています。これらの展示会は、単なる怖いものを見せるだけでなく、呪物に込められた物語や文化的背景を伝える場としても機能しています。最近では、呪物を「最新のサブカルチャー」として捉える声も上がっており、田中さんの活動は新たな文化の創造にも貢献しています。
まとめ
田中俊行さんは、怪談師としての活動とオカルトコレクターとしての活動を通じて、多くの人々に不思議な世界の魅力を伝えています。怖いけれど気になる呪物の世界は、私たちの日常に潜む不思議や謎を探求する機会を与えてくれます。田中さんの活動は、単なるホラーやオカルトの枠を超えて、新たな文化や表現の可能性を広げているのです。
よくある質問/Q&A
- 田中俊行さんはどのように呪物を入手しているのですか?
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田中さんは、古道具屋さんや海外での収集、ファンからの提供など、様々な方法で呪物を入手しています。特に、イベントでファンから呪物を譲り受けることも多いようです。
- 呪物を扱うことで何か不思議な体験はありますか?
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田中さんは、呪物を扱うことで様々な不思議な体験をしています。例えば、夜中に呪物が置いてある部屋から音がしたり、呪物を開けた際に鼻血が出たりといった体験を報告しています。
- 田中俊行さんの活動に興味がある人はどうすればいいですか?
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田中さんのYouTubeチャンネル「トシが行く」を視聴したり、著書を読んだりするのがおすすめです。また、多数のイベントに出演しているのでSNSをチェックしてみることをおすすめします。
- 田中俊行さんの活動は危険ではないのですか?
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田中さんは呪物の扱いに慣れており、適切な方法で保管・管理しています。また、呪物展示会などでは安全面に配慮した展示方法を採用しています。ただし、一般の方が無闇に呪物を扱うことは推奨されていません。